花束を空に掲げて
きみの新たな旅立ちに
祝福の 鐘を鳴らそう
小さな白い花かんむりを
目を閉じる きみに捧げて
きみの新たな旅立ちに
軽やかな 鐘を鳴らそう
小さな白い花びらが
雪のように 降り積もるなか
きみが 僕との約束通りに
笑顔を残してくれるなら
僕は きみの 望み通りに
ささやかな 歌を紡ごう
きみの新たな旅立ちに
澄み渡る 鐘を鳴らそう
小さな白いつぼみを束ね
永久の旅路の 花向けに
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